最後の一人
3/11
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
99人が本棚に入れています
本棚に追加
/
146ページ
村の方角とは、正反対の方を薬売りは見ていた。 多い茂る樹々を眺め、フッと穏やかな表情になる。 そんな無防備な薬売りの背後に、影が忍び寄る。 草むらの音もたてず、だが、確実に近付いていく影。 影の袖から、包丁が不気味にギラリと鈍い光を放ち、姿を現した。 それを、目の前の男に振り下ろす時… 薬売りは言った。 「感謝というのはこの事か…。」
/
146ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
99
スターで応援
2
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!