無限大な男

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「格好いいよね清水君」 「あ……あんな奴  格好いいと思う?」 「うん面白いし、いい人だし」  紗英はそう言うと廊下の窓から桜を眺めて、有り得ないことを口にした。 「清水君。好きだなぁ」 ……へ 「え……紗英  アイツのこと好きなの?」 「ん?嘘だよ」  ニコリと笑う紗英。 ……いやいや。 ほっぺた赤いですけど? 何ですかこの展開。  
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