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弾頭
ここからは『弾』の各部分における歴史と役割、そして種類を説明していこう。
まず弾頭だが、役割は簡単『敵に当たり殺傷する事』
その為人間は、形や材質を数世紀に渡って研究してきた。
最も初期は鉛で出来た丸い弾を使用した。
大量に作れる形。低い融点。鉄よりも重い金属。
まず、丸い形が何故大量生産に向くのか?
当時は鋳型と呼ばれる型に熔けた鉛を流し込んで整形していた。複雑な形にすると鋳型が痛みやすく、熔けた鉛が綺麗に流し込めなかったからだ。
なので単純明快な丸が主流となった。
次に低い融点。これは鉄や銅等では専用の熔鉱炉を作らないと溶かせなかった。
その点、鉛は比較的に低い温度で融解したため、戦地でも火を起こし容易に加工出来た。*(とは言っても専門の知識がないと融解は難しいので真似しないように。)
最後に重い事、これは容易に想像がつく。ピンポン玉と野球ボールが当たったらどっちが痛いか?そう言う事。*(ちなみに鉛は安価・加工が容易・比較的重い金属という理由により今でも弾丸の主流である。)
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