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続いて弾頭形状だが、銃弾には大きく「拳銃弾」「ライフル弾」「散弾」とある。このうちの拳銃弾から説明しよう。
字を見て分かるように、拳銃弾とは主に「拳銃」または拳銃弾を使用する「サブマシンガン」に使用する。
一般的な9ミリルガー弾で9mm×19mmのサイズで比較的小さい。
*(世の中には「これ拳銃弾?口紅じゃない?」と疑いたくなるものも多数あるが)それゆえ威力の高くなく、射程距離は100m~300m程。
弾頭形状には大きく別けて「FMJ・ラウンドノーズ」などの弾等を貫通性の高い金属で包んだタイプと「JHP・ホローポイント」など、弾頭に窪みや空間を設けて、着弾と同時にキノコ状に変化するものがある。
前者は貫通性を重視し主に軍用*(兵士に苦痛を与える兵器は禁止されているため。)と民間用が主流。
後者は着弾と同時にキノコ状に変化するため、弾丸のもっているパワーを100%伝えることが出来る。(FMJは貫通してしまい威力は減る)おかげで銃創が酷いものとなりやすく、急所以外でもショック死や失血死になりやすい。主に警察用*(人質や麻薬使用の犯罪者を一撃で無力化するため。)や自宅警備用
ちなみに歩兵が主に使用する各種ライフル・狙撃銃・支援火器に使用するライフル弾もそれ程相違は無い。
違いと言うと拳銃弾頭は「ずんぐりむっくり」ライフル弾頭は「針のような形」である。ライフル弾は高射程・高弾速を重視しているため、拳銃弾の約半分の直径、およそ5~7mm程しかない。だが装薬量が違うのだ…(後述するが)
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