奇妙な物売り

ノート

ノートを近くの本屋にでも買いに行こうかと思っていたが、今日はおかしなことが起きる日だ。

何故かお婆さんがノートを売っている。値段は書かれていない。

今俺は一人暮らしで少しでも節約をしたい。こんなことと思うかも知れないが少しのことが大変な金額になるのだ。

そういう貧乏根性に火がついたのか俺はお婆さんに近づいていた。

俺「このノートいくらですか？」

そう言うとお婆さんは

「お代は後で結構です。」

おかしく感じたが後で良いなら嬉しいことだ。

「いつぐらい払えばいいですか？」

それでもお婆さんは

「お代は後で結構です。」
としか言わない。

また今度払いにくれば良いか。