12727人が本棚に入れています
本棚に追加
/163ページ
酸素マスクが降りてきた。
客室乗務員
「皆様。飛行機の右翼故障の為,大変危険な状態にあります。このまま,墜落する恐れが在りますので,酸素マスクを装着し,体勢を低くして下さい。」
伸二「まじかよ‼俺ら死ぬのか⁉」
俊「縁起でもねぇこと言うな‼」
勇「とりあえず,マスクをしろ‼」
俊,伸二「ああ」
マスクをはめた。
飛行機は右に大きく傾いている。
同じ所をぐるぐる回っているようだ。
俊は眠くなってきた。俊「こんな時に‼昨日の疲れか…。」
伸二「俺もだ。ぐるぐる回っているせいだな…。」
俊が周りを見渡すと,ほとんどが寝ている。
何とか起きているのは,最後にマスクを付けた俊と伸二だけである。
伸二も眠りに落ちた。
俊は周りがぼんやりして来た。
俊「なんでみんな…。」
その時,軍服を来たがたいのいい奴らが入ってきた。
俊(他に人いたのか…。何でこいつらは眠くないんだ?あ‼酸素マスクか)
慌ててマスクを外す。
歩いていた軍人に押さえ付けられマスクを付けられた。反抗する元気もない。
俊は眠りに落ちた…。
最初のコメントを投稿しよう!