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指揮官「まあ,そんなに驚くな。ここは何処か分かるか?
お前らの飛行機の本来の目的地はシンガポールだった。んで,ゲームの為にこの島を借りている。この島の場所は…,教えられないな。海から逃げる奴がいるかも知れないからな。逃げようとしても無理だぞ。お前らの首,のどぼとけの下あたりだな。カプセル型爆弾が埋め込まれてる。
前までは輪タイプで犬みたいに首に付けるやつだったんだが,外すやつが出てから,埋め込み式になった。
島から逃げようとしたら首が…」
『ボンッ‼』
『ピシャ―――ッ‼』
クラス「キャー⁉」
右の後ろの席で悲鳴が聞こえ,見ると小田祐次郎の首がなく血しぶきが見えた。
指揮官「あらあら(笑)。いい忘れたが,気を付けろよ。首の奥を取り出そうとしたり,壊そうとして強く摘むと,このようになりま~す。」
優「おえぇ…。」
騒ぎの中,優が嘔吐した。
指揮官「竹岡 優‼」
クラスが悲鳴から一気に静まり帰る。
優は震えている。
指揮官がコツコツ歩いてきて,銃口を頭に近付けた。
勇「おい‼何でだよ‼」
勇が指揮官に殴りかかろうとした。
直ぐに軍人に銃をむけられた。とっさに俊が止めた。
俊「まて,こらえろ‼」
勇「こらえれっかよ‼道理が通らねぇ事が俺は一番嫌いなんだよ」
勇の右手は怒りを抑えきれず震えている。
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