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指揮官「流石にこの島の住人も無料では貸してくれない。
もともとは終わったら島に枯れ葉剤を撒き島全てをなくすつもりだったが,島民と契約を結んだ。島民も参加して,島民が勝てば島を無事に返すと。おい‼入れろッ」
軍人「はっ‼」
『ガガガ…』
扉を開く。扉は前の両サイドに付いている。まだ飛行機の中である。日本を飛びたった時には後ろが分からないようにしてあり,軍人が潜んでいたらしい。
3人の男が入って来た。
『チャリン。ズズズッ。チャリン。ズズズッ』
足かせの重りを引きずりながら,二人の薄汚く,筋肉モリモリの男が入ってきた。軍人よりがたいがデカイ。
後1人は足かせがなく,腕っぷしがありそうで服は普通の服を来ていた。
指揮官「もともとは2人だったがな,さっきこの空港に着いたとき1人加わったんだ。
《島を守りたい》ってな。
その勇気に感動して,入れてやった。
薄汚い2人はこの国の死刑囚だ。
2人は優勝すれば,死刑は無効になる。
だから本気でお前らを殺しにかかるだろうな。二人は合わせて人を“43人”殺した。
今度で新記録が出るのかな?(笑)
おい,座らせろ。」
軍人「はっ‼」
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