開始

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指揮官「3番‼…」 勇「最後に聞かせてくれ。なんでこの学校なんだ?」 指揮官「はっはっは。何故かって?誰でもいいんだがな,理由はある。 この前の全国模試でこの学校が最下位だった。 馬鹿は将来の日本にいらない‼ だからと言ってただ死刑じゃ塵同然だからな。 可哀想なお前らの為に,このゲームを賭博に使う。 そして,日本の税金として使うんだ。そしたら,馬鹿でも日本の為になるだろ?(笑) 馬鹿を使う。日本が助かる。馬鹿が減る。一石二鳥じゃないか。」 勇「俺らの先生は…?」 指揮官「おいおい,1つ聞きたいって言ったじゃないか。それで,二つ目だぞ?」 勇「いいから‼俺らの先生はどうしたんだ‼」 指揮官「道理が通らないと声を張り上げる。単なるヤンキーと一緒だな。 お前らの先生はな,《生徒達を引き渡せば金をやって生きて帰す》 と言ったらすんなりOKしてくれたよ(笑) どうせ,お前らなんてそんな価値さ。」 勇「親は?」 指揮官「それで3個目っ…」 勇「親は‼‼」 指揮官「そんなにピリピリするな。 お前らの親には話がつけてある。この政策は子供を出すのが義務だからな,逆らったものは牢行きだ。 お前らこの政策を知らなかっただろう?子供には話してはいけないんだよ。この賭博と優勝者はインターネットで公開される。 親だけがコードとアドレスをもっているので,簡単にはアクセスできないし,検索表示もされないからな。 子供は全く知らない事になる。 もういいだろう?始めるぞ。」 勇「…。」 指揮官「3番‼伊藤 憲人‼4番‼井上 ありさ‼」 井上「ひっ‼」 名前を呼ばれて驚き,女の子が走って行った。 俊(女の子大丈夫か…?) たんたんと事が進む。 そして…。 指揮官「23番‼斎藤 俊‼24番‼坂下 桜‼」 『ガガガ…。』椅子から立ち上がり 桜と目を合わせる。 俊(いつもの桜じゃない…。) 桜は右に行く。俊は桜が荷物を受け取ったのを確認してから,自分の荷物をとった。 『バサッ。』 そして飛行機を真っ直ぐ行くと左に飛行機から降りる階段があった。
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