開始

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俊(右側の通路には行けないようになっているのか。) 俊は急いで桜を追い掛けた。 『カッカッカッカッ‼』 一段飛ばしで急いで降りた。 久しぶりのような外のように感じた。生暖かい風が肌にベタついてくる。 周りを確認する。 俊(‼) 桜より先に目がついたのは,死体だった。 俊「誰だ?」 首から上の頭がなかった。幸いにその死体は軍服を来ていた。 俊「あの優を犯した軍人か?」 俊(それより,桜‼) 飛行機の下から右側を見ると,桜が全力疾走で森に走って行ったのが見えた。 俊「さく…」 『パン‼‼‼』 どこかからか銃声が聞こえた。 俊は桜を呼ぶことが出来なかった。 俊「桜…。すでにこのゲームに参加してるのがいるのか…。今のが人が死んだ銃声じゃなきゃいいが…。) 『カッカッカッカッ‼』 次の人が降りてくる音がした。俊は怖くなって森に走って行った。 俊「はぁ。はぁ。」 俊は息を潜めた。虫の鳴き声が聞こえる。 俊(そうだ‼武器‼) 『ガサガサッ』 俊(クソ,暗くて見えない。おっ?) 俊は棒状の先が広がったのを見つけた。 『カチャッ』 俊(なんだ。懐中電灯か。よしゃ,見えるぞ。 ん⁉) 中に入っていたのはブラジャーとパンツだった。 俊(外れかよ。ってか誰のだよ。優のか?優のはナイフで切られたって言ってたよな…。) カバンを更にあさくると中に説明書が入っていた。
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