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結局,いろんなブルーになることを考えていた。
白い絵の具を混ぜるように端からうっすら明るくなってきた。
出発は朝6時。
滞在は5日間。
早起きして暇だった俊は朝シャンを済まし,念のために綺麗に体中を洗って気合いを入れた。
俊「うっしゃ‼行くか。」
車で送ってもらい,降りるときに,寂しそうに言われた。
母「気を付けるんだよ。先生の言うこと聞くんだよ。」
俊「うるさいな➰。いつまでも餓鬼じゃねぇよ。」
そんな冷たく言いながらも,今日を楽しみに寝れなかった事を思い浮かべていた。
俊「いってきま➰す」
いつもより大きめの声で言った。
テンションが上がっているのが自分でも分かった。
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