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みんなの私服を見渡して見ると,女の子はみんなおしゃれで,いつもと違ってギャップ感が俊の目をいやしていた。
バスは2段型で,俊は2階の運転席の上に当たる所をゲットした。
ところが男友達はみんな後ろを占拠した。
俊「なんだよ➰。俺は意地でもここに座るからな。」
伸二「勝手にしろ(笑)」
その返答から,絶対にここに座ることを心に決めた。
そして,2時間しか寝ていない俊は絶好のポジションで寝る事にした。
前には真ん中を開けて4人座れる。
みんな後ろから詰めて座っていった。俊は内心寂しかった。
追い討ちをかけるように,後ろから大声で聞かれた。
伸二「お➰い。俊。トランプするか?(笑)」
俊「お前さぁ…。あっ(笑)
トランプ俺の分,ここまでもって来て。」
伸二「フザケンナ‼(笑)」
俊はちょっと勝った気でいた。
そうこうしていると,桜と桜の仲の良い未来(みく)と優がたまたま隣に来た。
席は丁度右に3人分あった。
俊は桜が隣に来るように唱えた。
桜「俊君…。」
俊は心の中で,電車男のようにキタ―――(゜∀゜)―――!!!と叫んだ。
俊「ん?」
桜「ごめん,優ちゃんをそこに座らせてね➰。」
俊(え…。)
俊は心の中で上手にずっこけた。
俊「いいよ…。」
俊は嫌だと言う気持ちを込めて言った。
桜「良かった。2時間くらいだから,仲良くしなよ➰(笑)」
俊「はい…。」
俊は左にあったカーテンを広げ,その中に潜って眠る事にした。
寝不足からか,無事に出発出来た安心からか,直ぐに眠りにつけた。
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