華の誕生

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私は、断罪の華。 「殺害」するために存在する。 それ以外の存在理由は、ない。 私はただ殺す。 誰のためでもなく、私の気まぐれのために。 誰も私を認めない。 他者の思考回路では、私はただの猟奇的殺人者なのだろう。 私の姿は、誰も見ない。 覚える前に恐怖が残り、そして殺すから。
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