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「え!? ちょ、どこに!?」
なんかすごく嫌な予感がする……! あの三人はどこ!?
「よーし、準備だ! こりゃ楽しくなってきたな!」
ああ! エセ軍隊がなんか行動しようと……あ。
「楽しいって……な・に・が・だ?」
「だーかーらー! 肝試しだっ……て……」
あ……異変に気づいたね。あのエセ軍隊。
「話は聞かせてもらったわよ~……」
「むふふ♪ 周りの気配を見ないとダメですよぅ?」
「さ~てと。どうしようかしら~?」
そう言いながらいなくなった三人──フレアとアニスとルーティがそれぞれ武器を構えてるし……。
「あ、あの皆さん? どうしてこちらに?」
「諸事情があってね──ほれ」
怯えながらたずねたゼロスにあの紙を渡したみたい。ゼロス……目が死んでる。
「チェスター……アンタ、覚悟はできてる?」
「ルル、ル、ルーティ様? どういう意味ですか……?」
「スパーダ小隊長。アニスちゃん、怒るとと~っても怖いんですよ?」
「いや、あの……トクナガに乗ってる時点ですでに怖い気が……」
「ゼロス。転生蓮牙突で心臓貫かれるか、斬刃連牙突で斬り殺されるか、爆突轟衝撃で爆死か。さあ、どれが良い?」
「いや、どれも嫌だし! どれも死ぬし!!」
お、怒ってる……。フレアにいたっては完全に怒ってる!
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