灰色の無味乾燥な日々

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「チッ!そンなに死に急ぎたかったのか?脳無し乱雑品。」 一方通行はそう言った後、研究所に向かう。 さっきの戦闘でコンビニへ行く気をなくしたようだ。 しかし、また別のミサカが襲撃してきた。 今度はミサカが2体いる。 一方通行は 「…ぶっ殺す」 静かに、静かに、ただ静かに2体のミサカに近づく。 2体のミサカはそろって 「そうなるのはあなたかもしれません、とミサカは怒りをあらわにします。」 「すこォし…本気だしますかァ!!!」 一方通行はそう言った瞬間、空高く飛んだ。 一方通行はその後踵落としのような動作をした。 その瞬間、地面が陥没した。1人目のミサカはそれをもろに受けた。 そのミサカは体が爆発し、ただの肉片となった。 2体目のミサカは電撃を一方通行めがけて全力で放つ。 一方通行はそれを反射する。 ミサカはそれをうけ、体が麻痺する。 一方通行はそのミサカの頭を持ち上げる。 そしてミサカの頭を叩きつける。 ただただ叩きつける。 ミサカは顔面がひしゃげ、所々陥没している。 一方通行はその死体を偶然近くにあった焼却炉に放り投げる。 死体はパチパチと音をたて燃えている。 しかし、一方通行は容赦なしに熱量の力を変換し死体の入った焼却炉を爆発させた。 こうして朝の「実験」は終了した。
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