227人が本棚に入れています
本棚に追加
一方通行は実験開始より10分も前に実験場に着いた。
夜空を見ながら一方通行は思う。
「本当に、本当にレベル6(絶対能力者)になれば、俺の中の何かが変わンのかァ?」と。
そして、カツ、コツと靴の音が聞こえた。
「妹達(シスターズ)」だ。
一方通行はハァとため息をついた。
今回のシリアルナンバーは100号の「ミサカ」だ。
「ミサカ」は言った。
「何故レベル6に進化する必要があるのですか、とミサカは疑問に思います。」
一方通行は言い返した。
「あァ!?決まってンじゃねェか!
『無敵』になれば、俺に逆らうようなヤロウどもがいなくなるからな!」
ミサカは呆れたように
「そうですか、とミサカは呆れます。
減らず口を叩いてる内に10分たっていますので、それでは第100号、実験を開始します、とミサカは述べます。」
一方通行は
「ハッ!乱造品ごときがベラベラベラベラ語ってンじゃねェぞォ!!!」
と、同時に襲いかかってきた。
最初のコメントを投稿しよう!