プロローグ

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どうして争わなければいけない 今まで通りにすればいいじゃないか そう考えながらも 敵を殺している、自分がいる 解決方法は考えてある しかし、自分一人の力でできるだろうか できなくはないだろうが、随分と時間がかかる 諦めるべきか…… ……っ!? 遠くの方に 妖怪ではない生き物の気配を感じた この独特の気配……人間だ! ここにいては危ない 元の世界へ帰そう 気配のする方角へ走る その人間からは 不思議な雰囲気を感じ取れた この人間…… 妖怪は話し掛けた 「お前は、今日から俺の餌だ」    
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