さらわれたローク

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ローク「あの、この人がどうかしたんですか?」 神軍兵は我に返って銃口を少女だけに当たるように頭に押し付けた 「こいつは連続誘拐犯、コローリアの一味です!!」 ローク「コローリア…?」 「違います!」 少女は首を激しく振った 「助けて下さい、満月さん!この人達、私の話を全く聞いてくれないんです…!」 腰回りに巻かれた腕に力が入れられる その行動に、ロークは少し頬を染めた ローク「ち、ちょっとちょっと!…てか、満月!?」 リリー「ちょ…!あそこはリリーの位置なのに!!」 リリーが拳を強く固めた ラルク「アホみたいな嫉妬をしてる場合なのか…」 ローク「はなs「助けてー!」…いや、あのd「助けてー!」……………「たすk」は な れ ろ よ!」 何とか引っ剥がすと、ロークは溜め息を吐いた ローク「あんた、よくわかんねぇけど、誘拐犯なんだろ?悪い事言わねぇから捕まっとけ。」 神軍兵達も、観念しろと言わんばかりに少女を見下ろした 「大人しくしてくれれば、撃ちはしない。」 「そんなぁ!!」 少女は神軍兵とロークを交互に見る 「満月さん!お願いです!!助けて下さい…!私は、誘拐犯などではありません……!!」  
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