雄ふたり
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俺は猫である。名前はレオだ。歳は……知らない。月日が経つのは早いもので、自分の歳なんかいちいち気にしていられない。 俺は人間に飼われている。気付いたら人間たちに囲まれて暮らしていた。親の顔は覚えていない。 「レオ、ご飯入れたよー」 時刻は午後七時。今日も俺を呼ぶのは、のりだ。結構からだがでかい雄だ。 別に好き好んで雄に飼われているわけではない。
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