雄ふたり
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「うわぁぁぁっ!」 突然叫んで、部屋を飛び出すのり。慌てて追い掛ける。 やばい。自暴自棄になるな! 「待て! のり、止まれよ!」 建物を出たところで、俺はのりに追いついた。猫の脚力をなめるなよ。 何をしようとしているのかはわかる。止めなければいけないってことも。
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