691人が本棚に入れています
本棚に追加
/107ページ
「・・・時?」
「えっ?何?」
「だから、飛行機の時間何時?」
「確か、17時だったと思うけど。」
まだ、間に合うかも知れない。
「ちょっと出かけてくる!」
俺は、財布と携帯だけを持って、急いで家を出た。
なんだよ。
何で、何も言わないで行くんだよ。
仮にも俺は幼馴染だぞ?
見送りくらいさせろよ。
俺に彼女がいたって、いなくたって
お前は俺にとって大切なのは変わらないのに。
バカ野郎
最初のコメントを投稿しよう!