空のかんづめ *
1/1
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
9人が本棚に入れています
本棚に追加
/
14ページ
空のかんづめ *
缶切りを鳴らしながら わたしは考える この缶詰には 素敵が詰まっている 朝焼けの赤紫 薄曇りの白濁 晴やかな薄青 夕暮れの橙色 ほし空の濃紺 それらは広がり わたしを包み 色とりどりの美貌は 絶望をも吹き飛ばす 缶切りをしまいながら わたしは考える この缶に詰まった豆を どう料理しようか 次の妄言の 原動力とするために
/
14ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
9
スターで応援
0
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!