潜入 Kenta side

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くそっ!ヒロの奴!! ちょっと格好いいからって智美にべったりでさ… 智美もなんだよ!何で俺じゃなくてヒロなんだよ! 「くそ…何が楽しくて、1人で中に入らなくちゃいけねぇんだよ…どうせ中は真っ暗なんだろ…」 ギギギ… 「あれ?明るい…みんな~どこ~」 広いロビーに、健太の声が響くが、誰の返答も無い。 「ん?うまそうな匂い…どこからだ?」 食べ物に関する嗅覚が働き、匂いを辿りながら真っ直ぐ進んでいった。 「あぁ…こういうムカついた時には食べるのが一番落ち着く…食い物…食い物」
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