潜入 Hiro-Satomi side

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ようやく目を覚ましたか… 「ヒロ…俺…」 「ったく…気づけよな…もういい…行くぞ」 「あぁ…」 今この状況で智美に会わせるのは適切ではない事は分かってる… だけど、今本当に重要なのはみんなと離れない事だ。 「智美…我慢してくれ…」 「うん…」 「よし…後は収達と合流するだけだ。一旦戻る…ぞ!?」 思考が止まる。ロビーの方から、執事の大群…反対側からは、メイドの大群。 「う~ん…歓迎って訳でもなさそうだな」 「怖いよ~」 「だな…おい健太…どう思う」 「先輩が言ってたよ…新たな婚約者を見つけたら、1000人の執事とメイドが捕まえにくるって」 「正解…智美が婚約者に選ばれたって事だろうな。絶体絶命だ…」
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