終続(はじめ)

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いつからだろうか。 こんなに誰かを失うことが我慢出来なくなったのは。 失ってしまうと言う恐怖と絶望は私の身体を支配して、すみついては消えない。 彼を、愛してやまない彼をどうして失わなければならないのか。 ともに過ごした時間が僅かだとあなたは言うかもしれない。 理解できない気持ちを何故私は伝えきれなかったのか 。 私の言葉は無力なのだろう。 あなたには小さすぎて聞こえないのだろう。 こんなに愛しくてどうしようもないのに、あなたはどうして。 私はただあなたと一緒に生きていたいだけなのに。 愛しくてたまらないよ。 「はじめ」
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