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酒の売っているコンビニは帰宅経路から一本外れた道にあった。
コンビニの駐車場に車を止めると...
ケイコ「ちょっと待ってて」
そう言って牛肉を助手席に置き、コンビニの中に入っていった。
3分ほどして
ケイコ「お待たせしました」
車に乗りこんできた。少しニコニコしている。
俺「なんかお目当ての酒でもあったんか?」
ケイコ「どう読むかは分からないけど、アスティ スプマンテ ガンチアの白が美味しいんです」
確かケイコは前回ベロンベロンに酔ったはず。酒に弱いが酒好きっうことか?
俺と真逆だ。俺は酒は強いが好んでは飲まない。
とりあえず俺は車を出しコンビニをあとにした。
あっと言う間に家に着き車を駐車場に停めた。
俺「さぁ、上がって」
ケイコ「お邪魔します」
とりあえず食材を部屋に運び、座卓の上に並べた。
俺「そうそう、お米も買ってきてくれたんやね。最近ごはん作ってないからごはん炊くとこからやらなあかんわ」
ケイコ「古いお米があるかも知れないけどせっかく買ったんで買ってきたお米使いますね。」
俺「そう?ありがとう。あっ、なんぼした?」
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