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俺「ハハ...ハァー」
平常心、平常心...
これが彼女だったら速攻なのになぁ...まぁ彼女だったら部屋に入った時点で...だけどな。
少し体勢が苦しくなったので、壁ぎわまでケイコと一緒に移動し、壁にもたれてテレビを観ることにした。
テレビを観ながら好きな芸人の話や、Mー1やRー1、キングオブコントでの好きなネタについてしゃべったりした。
俺と同じく結構お笑い好きのようだ。
ケイコの機嫌もすっかり直り、9時になりバラエティ番組が終わったとき
俺「さぁ、眠くない?家まで車で送ってあげるよ」
ケイコ「えっ...その...泊まっちゃダメかな?」
俺「...」
ケイコ「今日は...って言うかこれからなるべく一緒にいたいんだけど...」
まぁ、ケイコとしてはそうだろうなぁ。
俺「んーまー...」
正直、拒否る理由もそんな無いんだよなぁ...。
ケイコ「明日日曜日なんだしさぁ...ねぇ、かぁくん」
う、うわぁ、上目遣いでキターっ。変にドキドキしてきたっ。
俺「は...はいっ」
何言ってるんだ?俺!
俺「お、俺も男だから...襲われても知らないよっ」
何言ってるんだってば、俺?
冗談になってないし、ケイコが喜ぶだけなんじゃないのか?
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