132人が本棚に入れています
本棚に追加
すると刹那の番になった
「お前の番らしいな」
「行ってくる」
涼に促され、刹那は教壇へ行く
途中、キモいやら聞こえたがシカト
「灰宮刹那だ、部活などは入るつもりはない、よろしく」
あっさりと終わらせ、席に戻った
「随分早いな」
「あんま目立ちたくないからね、次は涼だよ」
「みたいだな」
涼は教壇へ行く
「黒峰涼、よろしく」
それだけ言い、涼は戻る
「オレよりはやいじゃんか」
「特に言うことも無いからな」
刹那が笑っていた
ちなみに速人は猫をかぶり、カッコよく自己紹介をしたらしく、女子に囲まれ、三大美女は男子に囲まれていた
「ねえ涼……」
刹那が寂しそうに言った
「何だ?」
「正体を明かして、皆と笑っちゃいけないのかな…?」
悲しそうに、辛そうに、刹那は言った
「いつか明かせる、それまで我慢だ」
涼は刹那と肩を組み、しっかりと言った
「……サンキュ」
刹那は涼に礼を述べた
最初のコメントを投稿しよう!