サボり魔

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絹緒 「その頃花柳館の近くの店では…何名か酒を飲んでおられます」 辰已 「誰が好き好んで掃除なんかするか!」 陸奥 「これから日本を変えていく俺があんなボロい道場の掃除をする必要ねぇ!」 辰已 「しっかし咲彦の野郎も斎藤さん斎藤さんうるさいよな」 陸奥 「あぁ…そんな奴より才谷さんの方が男らしくて素晴らしいのに…本当に咲彦は見る目がないよな!」 辰已 「…梅が素晴らしいかどうかはいいとして…」 陸奥 「なんだと!?」 絹緒 「そこへ三木さんが現れました」 三木 「ふ、二人とも何してるんですか!庵さんが怒ってましたよ」 辰已 「ちっ…勝手に怒らせてろよ」 三木 「二人が戻ってくれないと僕まで怒られて…しまうんですが…」 辰已 「あーうるせぇな!!お前も飲め!」 絹緒 「三木さんに無理矢理酒を飲ませる辰已さん…少々危ないのでは?」 才谷 「おー陽之助ー。ここにおったんか!」 陸奥 「才谷さん!!辰已!邪魔だからどけ」 辰已 「なんだと?テメェな…その梅大好き病をそろそろ治せ!」 三木 「そのとおりです!!」(ここから先は酔ってください) 陸奥 「…アンビリーバボー…」 辰已 「忘れてた…こいつ酒癖が…」 才谷 「ん?どないしたんじゃ?」 三木 「日本の未来のために尽くす新選組・三木三郎!!自分は前々から貴方のその才谷病についてふかーく!考え…ひっく…いたんです!」 陸奥 「さ…最悪だ…」
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