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山崎
「トシちゃ~ん!!見て見てこの簪(かんざし)!綺麗だと思わな~い?」
土方
「はいはい綺麗綺麗」(怠そうに)
山崎
「ちょっと!トシちゃん返事がテキトーじゃない!?」
絹緒
「部屋に永倉さんが困ったような表情で入ってきました」
永倉
「なぁ…なんか外で怪しい奴等がいるらしいぜ。どうする?」
沖田
「僕が行きましょう」
大石
「いえいえ。俺が行きますよ。沖田さんの手を煩わせるほどの奴じゃないでしょ」
沖田
「何を言ってるんですか?せっかく人を斬れる楽しみを邪魔しないでほしいなぁ」
大石
「別に邪魔はしてませんよ。俺が雑魚ぐらい殺ってあげますって言ってるんですよ」
沖田
「いえいえ。僕が斬りますよ。一応僕の方が立場が上なんですから…従ってもらいたいですね」
大石
「…仕方ありませんね」
沖田
「では行って来ます」
絹緒
「沖田さんは部屋から出ようとしましたが立ち止まり振り返りました」
沖田
「大石さん。また僕を斬ろうとしたでしょ?」
大石
「しつこい人ですね…仲間は斬らないって前も言ったじゃないですか」
沖田
「どうだか…いつも殺気が抑えきれてませんよ?」
大石
「沖田さんこそ」
原田
「おーい!外で怪しい奴見つけたから捕まえて来たぜー!」
絹緒
「毎度のことですが、大石さんと沖田さんはどっちが獲物を捕るか争っていてその間に他の方に捕られるか逃げられるんです」
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