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定時後、先週のコンパ会場に近い
喫茶店『ポプラ』へと早智子は向かう。
花金のため人通りが多く、
人と肩が触れることもあったが
なぜが穏やかな気持ちの早智子。
そして、『ポプラ』の前に到着した。
深呼吸をして、早智子は自動扉の前に歩をすすめた。
「いらっしゃいませ。」
若い男の声がした。
「あっ。こんばんは。」
少しおびえたように続けてその若い男がいった。
見るとあの時の高校生ふうの男の子だった。
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