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その時早智子は、龍之介が『ポプラ』
で働いている“ワケ”を思い出した。
そしてカバンからメモを取り出し、
自分の名前と携帯番号をすばやく書くと。
早智子「ガーベラ観たくなったら、
電話してもいいわよ。」
少し高鳴る鼓動を隠しながら、
早智子は龍之介にメモを渡した。
すると、奥からマスターがコロコロピラフと
ウーロン茶を運んで来て言った。
マスター「お客さん困りますな。
店員とずっと話しされちゃ。
合コンじゃないんだから…。」
早智子「すいません。」
バツが悪そうに首をすくめながら早智子がいう。
龍之介「マスターすいません。僕も悪いんです。」
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