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外に出ると蒸し暑い夏の風が頬をかすめた。
「とりあえずファミレスでも入ろうぜ。おごるからよ。」
俺は輝に声をかけ、歩きだす。
そして近場のファミレスに入ると、ハンバーグセットを頼んだ。
「で?なにしたんだよ?」
俺は水を飲み干して聞く。
「お前明日どーすんのかなって思ってよ。」
輝は頼んだアイスコーヒーを啜る。
「ああ。行くよ。当たり前じゃん。」
俺の前にハンバーグが置かれる。
「達也の三周忌だもんな。でよ、この間達也のお母さんに会ってよ、黒龍君どうしてるのかって聞かれたよ。」
「お前なんて答えたんだよ?」
俺は口の中でハンバーグをモグモグさせながら聞く。
「あいつなら全然ぴんぴんしてますっつったよ。」
俺はふーんと流すとハンバーグをまた食べはじめる。
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