第一章 達也

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翌日… 「おーい黒龍ー。こっちこっち。」 輝がなんだかでっかい門の前で俺を手招きしていた。 「おぉ。わりいな。」 俺は輝に駆け寄る。 その時、 「おい。お前ら。」 聞き慣れた声に振り返る。 そこには真っ白なスーツに身を包んだ白虎が居た。 「お前どこのホストだよ。」 輝はそう言って笑う。 「うるせぇ。黒龍久しぶりだな。」 白虎はこちらに声をかける。 「あぁ。お前今なにやってんだよ?」 俺は白虎に問い掛ける。 「あ?今か?今はプータローだ。」 それに輝はブッと吹き出す。
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