第二章 ~出会い~二部~再会~

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俺の危機管理機能「本能」がさっきから警報器だけではなく呼び鈴まで鳴り響いている。 「大丈夫・・・あ・・・大丈夫です…たぶん…」 なぜだろう彼女の瞳が輝いてる気がする・・・。 こいつはいったい・・・と考えていると「東さん」とノックされ看護婦さんがはいってきた 「点滴はおわ・・・って真央(まお)ちゃん何してるの!!」 真央と呼ばれたこいつはあわてた声をだした看護婦さんを一瞥して「ちっ」と舌打ちをした。 「あー今度はナース服を!!いったいどこから…ってこれあたしのだよ。」 叫ぶ看護婦に唖然とした俺をよそに状況は変化していく。 「しかもその薬はあなたがうつのよ。東さんにいれてどうするのよ。医療ミスの死亡患者にしたいわけ??」 …なんですと?? 唖然としていた意識をよびもどす。
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