第二章 ~出会い~二部~再会~

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「あの・・・」 その表情が気になった俺は唖然とした看護婦さんに話しかけた。 「あ・・・ごめんごめん・・・ふーん君がねぇ・・・」 気が付いた看護婦さんはなぜか今度はにやにやしてこちらを嘗め回すようにみてきた 「あの・・・どこかであいましたか??」 見覚えがないが社交辞令で聞いてみる。 「うーん確かに駅前でやっている君ならあたしもギャラリーで聞いたことあるから知ってるといえばしってるかな?募金もあるし名前あると思うわよ。」 そういいながら机の上においてあった名簿ノートを手にとってぱらぱらめくり「ほら」と名簿をみせてきた。 「奥村由美子」 確かに名前もあるしさっきの少女が言っていた「由美子さん」という下の名前もあっている。
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