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何回も何回も電話を掛け続けた。でも電話に出る事はなく時間だけが過ぎて行った。
いつでも行けるように車に乗り込んだまま友達に電話をかけた。
「もしもし？ちょっと聞きたいんやけど。」
「サクの事か？」
「何で分かったんや？」
「何となくや。」
電話の相手は自称清水。
こいつは何気に情報通や。
「早速やけどサクは今どこおるんや？」
「あんま言いたくないんやけどな…。」
「えぇから言えや。」
焦ってた。時間だけがどんどん過ぎて行く。
俺に何ができる？あいつは今何をしてる？何に巻き込まれてる？
わかんねぇよマジで。
そんな感情だらけで焦りの時間だけが過ぎて行ってる気がしてた。
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