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〈ヴィルダside〉
「…覗き見とは悪趣味だな」
「別に覗いてたわけじゃないわよ」
不敵に浮かべる笑みが色っぽくいやらしい
「お前って、どこまでもシスターらしくないんだな」
「なによそれ。もしかしてバカにされてる?」
こんなエロいシスターそうそういない
「ま、どうでもいいけど。それよりさっきヴィルダが話してたあの子ね、私の妹よ」
「へぇ、全然似てないな」
「そりゃね、あの子男を知らないから」
純潔のシスターか
「名前、何て言うんだ?」
「…アニス、…クリアニスよ。……念のため言っておくけど。あの子に興味もたないでよね」
「……」
「あの子に割り切った付き合いなんて絶対無理だし、姦淫なんて許せるような子じゃないんだから」
「もたねぇよ。ガキには興味ねぇ、処女もめんどくせぇ」
「だといいけど。…血迷ったりしないでよ。ヴィルダって軽いんだから」
「それしか言う事はないのか?」
「あ、次の任務、遠くに行くんだっけ?。いってらっしゃい」
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