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「それにしても、友は意外にも尻に引かれるタイプであるな」
ワルツが横から口を挟んできた。
いたのか、こいつ。まあ、席が隣同士だからいるよな。
「ワルツだって似たようなものだっしょ……」
うん、そうだ。
ワルツだって茜に言葉で負かされてばかりだ。
「何を言うか。我は王であるぞ。妻より弱い王など面子が立たんであろうが」
というか、それ以前に……
お前の場合、王だという前提から間違ってるんだよ。
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