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と、夜伴が恥ずかしそうに俯いた。
「ちょっと青田君!! いやらしい目でジロジロ見てないで、自己紹介ぐらいしたらどうなの!?」
茜に怒られた……
そんなにいやらしい目をしていたのか……?
まあ、夜伴を困らせたのは事実だ。謝っておくか。
「すまないっしょ。……俺は青田輝。よろしくなっしょ」
夜伴はゆっくりと顔を上げ、上目遣いだが俺の目をしっかりと見てきた。
「はい、こちらこそお願いします……! 青田先輩の噂は良く聞いています……!」
笑みを浮かべながらの返事。
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