【プロローグ】
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勝手に上がり込むそろそろ一時間が経過しようとしていた。 「いい加減帰るかな。」 そう呟くと俺は立ち上がり玄関に…ではなく祖父の部屋へと向かった。 静かな家の中に階段を登る音だけが響いていた。
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