第一章 闇ニ映ル黒影

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「まだ、例の奴らは捕まらないのか!?」 「土方さん、落ち着いて下さいっ!!」 いつものように鋭い目つきをさせながら怒っている土方さんを私は止めている。 土方さんが怒る理由は…京の街に殺傷が続いて血が流れている。 近藤さんいわく…人斬りの仕業。 「また…無駄な血が流れた。総司、裏には黒幕がいる筈だ。突き止めてくれ」 東堂さん、永倉くんと私は一緒に近藤さんから任務を受け取った。 それも…三月以上の前の話になる。
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