プロローグ

2/5
前へ
/128ページ
次へ
好きだよ… 逝かないで―――― 『あれっ?何で私こんなに悲しんでるの?』 『いつか…絶対迎えに行くから』 『あなたはダレ?』 白くぼやがかかったように、その人の顔が見えない。 『あなたはダレなの?』 声に出したいのに出てくれない。 優しくて懐かしい感じが私を包み込んでいる。 誰だか分からない…けど、きっと私にとって もの凄く大事な人――――。    
/128ページ

最初のコメントを投稿しよう!

91人が本棚に入れています
本棚に追加