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少年も同じように
その真っ直ぐ見つめてくる少女の瞳を綺麗だと思った。
「名前…教えてよ」
美優はその男の子に微笑みながら言った。
「僕は
黒木陽太
君の名前は?」
「あたしは
美優…
陽太って呼んでいい?」
「うん!
僕も美優って呼んでいいかな?」
「もちろん。
あ、友達待たせてるからそろそろ行くね
また来るよ」
「うん!
待ってる!」
「ん。
じゃあね、陽太」
美優はそのまま紗理奈のいる方向へ走り去ってしまった。
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