第二章 炎帝

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リクは手を下ろした。目の輝きも消えた。そんなリクを見て和真は、こいつに逆らったら---と、つい考えてしまった。 リクはくるっと振り向き、和真と顔を合わせる。「行くぞ、邪魔は消えた」リクは和真の手を引いた。 マールはリクを睨み、舌打ちをすると、気づかれないうちに姿を消した。
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