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「っと何なんだよ。…その手に持ってんのは何だ?」 彼は男の手にある赤い鋏を見て言った。 「はー、はー、はー。」 男は呼吸を乱し、狂気に染まった目で彼を見つめていた。そして彼はそれを見て、違和感のある自分の腰に触れてみた。ぬるっとした感触を感じ、その手をすぐさま見た。 「何だよこれは、何で俺がこんな目にあわなきゃなんねぇんだよ!!」
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