プロローグ

3/4
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/82ページ
その部屋はまるで書斎のような部屋だった。この屋敷の広さといい、この男は一体何者なのか。 「私ですか?私は主人の留守を預かっているただの執事ですよ。ただのね。」 そう男は不気味な笑みを浮かべながら言った。 この男は心が読めるのか?いや、まさか偶然だろう。それより色んな病院に行ったが治せなかった私の病を、主人の居ないこの男はどうするつもりなのか。
/82ページ

最初のコメントを投稿しよう!