愛の証

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首筋にかけられた遊里の腕の鎖が首に触れた瞬間。 頭の中で火花が散ったように快感が体中を駆け抜ける。 「くっ…遊里っ…」 「あっあああ海斗ぉっ!!」 それとほぼ同時に、遊里の体が大きくびくついた。 ドクッ… 遊里の中に注がれる俺の欲望。 まだうっとりとした顔で息を乱す遊里に、小さく口付ける。 「ん…海斗…」 「遊里…愛してる…」 それは自然に。 俺の口をついて出ていた。 潤んだ瞳を細めた遊里が俺の耳元で囁く。 「私も海斗を愛してる。」 甘く響く声に、果てたばかりだというのに…また俺自身が遊里の中でゆるゆると立ち上がってきた。 「あっ…ちょ…海斗?」 頬を赤くする遊里に意地悪く微笑む。 「…今夜は寝かせる自信がないな。」 「海斗っでも茜さん達は!?…って、あれ…?」 二人がいる方を見て、遊里が目を丸くした。 だけどその理由は分かっている。 「…大丈夫だ。あの二人なら…本当の愛を作っていける。」 二人のいなくなった場所を見て、小さく微笑んだ。 「それに、愛あるSEXを知った男女は強い。…俺や遊里のようにな。」
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