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「あっダメ…気持ちい…」
「気持ち良いならダメじゃないだろう?」
促すように言うと。
遊里がうっすらと目を開けて俺を見つめる。
「あっん…海斗…もっと…。」
それを聞いた途端体が熱くなる。
もっと気持ち良くしてやりたい。
遊里を抱く度いつも思っている事だ。
「遊里の望み通りに…。」
おでこにキスを落としながら言うと、嬉しそうに頬を染める。
知り尽くした遊里の良い所を掠めるよう、激しく腰を振ってやった。
「ひぁっああ!!いい…海斗ぉっ気持ちい…おかしくなっちゃう…!」
髪が乱れる程に喘ぐ遊里。
「もっとおかしくなれば良い。…俺はとっくにお前に狂ってるよ…。」
小さく呟く。
快感に乱れる遊里には聞こえないように。
「はっあ…海斗っ…も、ダメぇっ!!イッちゃ…」
「ああ。一緒に、な…っ…」
遊里が背中を反らせるのと同時に、遊里の中で果てた。
「…私も…」
余韻を楽しむようぬ抱き合っていると、遊里が恥ずかしそうに呟く。
「?私も、なんだ?」
聞き返したら遊里が耳に唇を寄せてきた。
「私も…海斗に狂ってる…。」
それを聞いた途端、嬉しくて笑ってしまう。
可愛い俺の最愛の人をきつく抱き締めると。
暖かくて…少し泣きそうになった。
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