あの優しい味…

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僕には結婚して6年になる妻がいた 妻は全てにおいて完璧であった 僕が妻に対して怒った事など一度もなかった そんな妻と僕は幸せな日々を暮らしていた しかし幸せはそんなにも続かないものだ… そして不幸は突然やってくる… 朝いつものように妻が僕の肩を叩き「朝ですよ仕事に行く準備をしてください」と起こしてくれた 目をあけて背伸びをした その時僕は不思議に思った 目をあけているはずなのに目の前が真っ暗だったのだ 目をこすりもう一度前を見てもさっきと同様に真っ暗な世界のままだった… 僕は静かにベットに横になりもう一度目を閉じた
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